診療科のご案内

治療費用

自由診療に関わる料金

治療等の名称及び標準的な費用等

(税込)

補綴時診断料(診断時に一口腔単位で算定) ¥14,080
口腔内スキャナー加算(一回につき) ¥10,010
CAD/CAMクラウン
セラミックス
-
二ケイ酸リチウム(プレスまたはCAD) 単色 ¥84,040
  ステイン ¥96,030
  レイヤリング(CAD) ¥108,020
  レイヤリング(プレス) ¥132,000
フルジルコニア モノレイヤー ¥80,080
  マルチレイヤー ¥96,030
  ステイン ¥107,030
ジルコニアセラミックス   ¥143,000
ラミネートベニア 二ケイ酸リチウム ¥102,080
  フルジルコニア ¥102,080
接着性ブリッジ マルチレイヤー ¥154,000
  ステイン ¥178,090
  ジルコニアセラミックス ¥201,080
プロビジョナルレストレーション 診断用ワックスアップ
(1歯につき) 
¥3,080
  プロビジョナルレストレーション
(既製冠:1歯につき) 
¥3,080
  プロビジョナルレストレーション
(ワックスアップ:1歯につき)
¥5,060
  プロビジョナルレストレーション
(CAD/CAM:1歯につき)
¥5,060
ポストコア ファイバーポストコア ¥21,010

歯冠補綴装置の種類と治療

二ケイ酸リチウム(プレスまたはCAD)

治療の概要と特徴

天然歯に非常に近い透明感と明るさを誇る、ガラスセラミックス系の補綴装置です。
専用の窯で高温プレスして製作するプレス方式と、ミリングマシン(削り出し装置)を用いて製作するCAD/CAM方式があります。
天然歯のエナメル質と同等以上の審美性を持ちながら、十分な強度(約400~500MPa)を備えているため、前歯・臼歯の単冠(1本の被せ物・詰め物)に最適です。

治療の流れ
  1. 診察・むし歯処置・歯の切削
  2. 精密印象採得(一般的なゴムの型取り)または最新の小型カメラ撮影による光学スキャン印象
  3. プロビジョナルレストレーション(仮歯)の装着・試適
  4. 技工物(二ケイ酸リチウム)の製作・調整
  5. 装着・咬み合わせの調整
治療期間・通院回数 【治療期間】約2週間~1ヶ月
【通院回数】通常 2~3回
主なメリット・特徴
  • 透明感が非常に高く、天然歯と区別がつかないほど自然に仕上がります。
  • 金属を一切使用しない(メタルフリー)ため、金属アレルギーの心配がありません。
  • 歯との接着性に優れており、二次的なむし歯(二次カリエス)のリスクを大幅に低減します。
主なリスク・副作用・注意点
  • 過度な衝撃や歯ぎしり・食いしばり(強大な咬合力)により、欠けや破折が生じるリスクがあります。
  • 金属冠に比べて歯を削る量がわずかに多くなる場合があります。
  • 強い変色歯を覆う場合、下地の色合いが透けて見えることがあります。
  • 色調調整によっては,通院回数が増えることがあります。

フルジルコニア

治療の概要と特徴

「人工ダイヤモンド」とも称される極めて高い強度と耐久性を備えた、全てがジルコニア製の補綴装置です。
単一のジルコニアブロックからCAD/CAM技術を用いて削り出して製作します。
従来のジルコニアは白く不透明な面がありましたが、近年では多層構造(グラデーション)を持ち透明感が大幅に向上した「高透光性ジルコニア」が登場し、審美性と強度の両立が可能となりました。
強い力がかかる奥歯やブリッジに適しています。

治療の流れ
  1. 診察・歯の切削
  2. 光学スキャン印象または精密印象採得
  3. CAD/CAMシステムによるコンピュータ設計・削り出し・焼結(シンタリング)
  4. お口の中での試適・咬合調整・研磨
  5. 装着・最終確認
治療期間・通院回数 【治療期間】約2週間~3週間
【通院回数】通常 2~3回
主なメリット・特徴
  • 絶対的な強度を誇り、破折のリスクが極めて低いです。
  • 噛み合わせの強い奥歯や、歯ぎしり癖のある患者様にも安心して適応できます。
  • 表面が極めて滑らかに研磨されるため、プラーク(歯垢)が付着しにくく清潔を保てます。
主なリスク・副作用・注意点
  • 素材が非常に硬いため、対向するご自身の歯(天然歯)を傷つけないよう適切な咬合調整と高度な研磨が不可欠です。
  • 天然歯特有の繊細な透明感や色調の再現性においては、ジルコニアセラミックス(築盛タイプ)に比べやや劣る場合があります。
  • 色調調整によっては、通院回数が増えることがあります。

ジルコニアセラミックス

治療の概要と特徴

高強度のジルコニアをフレーム(土台)とし、表面に歯科技工士が陶材を築盛した補綴装置です。
内部にジルコニアを使用することで優れた耐久性を確保しつつ、外部には透明感と深みのある色調を再現できる陶材を手作業で築盛・焼成します。
強度の安心感と、前歯部における審美性を兼ね備えた治療法です。

治療の流れ
  1. 診察・カウンセリング・色調測定(色採得・写真撮影など)
  2. 歯の切削・仮歯の装着
  3. 光学スキャン印象または精密印象採得
  4. ジルコニアフレームのCAD/CAM製作および試適(必要に応じて適合状態を口腔内でチェック)
  5. 歯科技工士によるセラミック築盛・焼成・形態修正
  6. お口の中での最終試適・微調整・装着
治療期間・通院回数 【治療期間】約3週間~2ヶ月
【通院回数】通常 3~5回
主なメリット・特徴
  • 天然歯と完璧に調和する、極めて高い審美性と深みのある色調表現が可能です。
  • 内部フレームが強靭なため、前歯のブリッジなど強度が求められる部位にも幅広く適応できます。
  • 変色や摩耗を起こさず、長期にわたり美しさを維持できます。
主なリスク・副作用・注意点
  • 表面に焼き付けたセラミックス部分は、強い衝撃や偏った噛み合わせにより一部が欠ける可能性があります。
  • 非常に高度な歯科技工技術を要するため、費用が比較的高価となります。
  • 色調調整によっては、通院回数が増えることがあります。

ラミネートベニア

治療の概要と特徴

前歯の表面をごく薄く(約0.3~0.7mm)削り、シェル状(付け爪状)の薄いセラミックを精密に貼り付ける治療法です。
歯の削合量を最小限に抑えながら、すきっ歯(正中離開)の改善、ホワイトニングでは改善しない変色歯の美白、軽度な歯冠形態の修正を短期間で行うことができます。
歯髄(歯の神経)へのダメージがほとんどなく、ご自身の歯の健康寿命を損なわずに審美改善を図ることができます。

治療の流れ
  1. 診察・デザイン評価・モックアップ(完成イメージの再現)
  2. エナメル質内に限定した、ごくわずかな歯の切削
  3. 光学スキャン印象または精密印象採得
  4. 極薄セラミックベニア(セラミック)の製作
  5. エナメル質への装着
治療期間・通院回数 【治療期間】約2週間~3週間
【通院回数】通常 2~3回
主なメリット・特徴
  • 歯を削る量が極めて少なく、天然歯の組織(特にエナメル質)を最大限に保存できます。
  • ホワイトニングに比べて後戻りがなく、希望する理想的な歯の白さと形を確実に獲得できます。
主なリスク・副作用・注意点
  • 強力なレジン接着技術により強固に結合しますが、硬いものを無理に噛むと脱落・破折する場合があります。
  • 削合量が少ないため、適応症が限定されます(大きく傾斜した歯や重度の歯列不正には適応できません)。
  • 色調調整によっては、通院回数が増えることがあります。

接着性ブリッジ

治療の概要と特徴

歯をほとんど削らずに、隣接する歯の裏側に翼状の維持装置(金属またはジルコニア)を接着して欠損歯を補う最小の侵襲治療法です。
従来のブリッジのように両隣の健全な歯をぐるりと全周削る必要がなく、主にエナメル質表面のわずかな調整(または無削合)で装着できます。
主に前歯部や小臼歯部の1本欠損に対して適用され、外観を損なわず短期間で歯の欠損を補うことが可能です。

治療の流れ
  1. 診察(特に欠損部と両隣の支台歯(維持力を得る歯))歯の切削(形態整復・調整)
  2. 光学スキャン印象または精密印象採得
  3. ジルコニアまたは金属接着性ブリッジの製作
  4. 装着
  5. 咬合調整(支台歯やダミーの歯に過度な負担がかからないよう調整)
治療期間・通院回数 【治療期間】約2週間~3週間
【通院回数】通常 2~3回
主なメリット・特徴
  • 両隣の健全な歯をほとんど削らずに維持できるため、歯の寿命を縮めません。
  • 麻酔が不要なケースが多く、手術(インプラント)に対する恐怖心がある方にも適しています。
主なリスク・副作用・注意点
  • 通常のブリッジやインプラントと比較すると維持力が弱いため、強い力が加わると外れる(脱落する)リスクがあります。
  • 強い噛み合わせがかかる大臼歯部(奥歯)や、複数本の連続欠損には適応できません。
  • 金属で作る場合、見た目が悪いことがあります。

プロビジョナルレストレーション

治療の概要と特徴

最終のかぶせ物が入るまでの間、単なる「見た目の保護」だけでなく、噛み合わせや歯肉の形態を整えるために使用する仮歯です。
単に削った歯を保護するだけでなく、最終的な被せ物の形の調整、発音・咀嚼機能の確認、顎関節との調和を診断・リハビリテーションするための非常に重要なステップです。
治療期間中も快適な生活を送っていただけるよう配慮されています。

治療の流れ
  1. 診察・治療計画に基づく診断用ワックスアップ(完成予測模型)の作成
  2. 歯の切削後、即時または技工室にて製作
  3. 口腔内での試適、歯肉との形態調和(調整)、咬み合わせを調整
  4. 一定期間使用し、歯肉の治癒状態や咀嚼・発音状態の経過観察と修正
治療期間・通院回数 【治療期間】数週間~数ヶ月(歯周治療やインプラント治療の経過観察期間に応じて変動)
【通院回数】適宜(調整・経過観察のための通院)
主なメリット・特徴
  • 最終的なかぶせ物が入る前に、見た目の美しさや噛み合わせを十分にシミュレーション・確認できます。
  • 歯肉の形をきれいに整え(形成)、被せ物との境界線を自然に仕上げる準備ができます。注:ただし、色には限界があります。
主なリスク・副作用・注意点
  • プラスチック製(高分子樹脂)のため、長期間の使用により摩耗、変色、または割れが生じることがあります。
  • 最終装着用の強く付くセメントではなく、外せる仮止めのセメントで固定するため、食事中に外れることがあります。

ファイバーポストコア

治療の概要と特徴

神経(歯髄)を失った歯の根(根管)を補強し、被せ物を支えるための「土台(芯柱)」です。
グラスファイバーの束と高分子レジン(樹脂)を組み合わせた材料です。
しなり(弾性係数)が天然歯の象牙質に極めて近いため、噛んだ時の力が歯根全体に均一に分散され、歯の根が割れる「歯根破折」を防ぎます。
また、光透過性があるためオールセラミック冠と組み合わせることで美しい透明感をも獲得できます。

治療の流れ
  1. 診察・根管治療(歯の根の消毒・充填)の完了確認
  2. 歯の削合・清掃・処理
  3. グラスファイバーポストの試適・長さ調整および接着プライマー処理
  4. 根管内への高接着性レジンセメント注入とファイバーポストの埋入・光照射・築造
  5. 被せ物のための歯の形態整復(形をきれいに整える)
治療期間・通院回数 【治療期間】1日~2週間(※型取りをする場合は期間と回数が増えます)
【通院回数】通常 1~2回
主なメリット・特徴
  • 天然の歯(象牙質)に近い柔軟性を持つため、歯の根が割れるリスクを劇的に低減します。
  • 金属を一切使用しないため、歯茎の変色(メタルタトゥー)や金属アレルギーが起きません。
  • 光を透すため、最終的なオールセラミック被せ物の美しさを極限まで引き出します。
主なリスク・副作用・注意点
  • 残存するご自身の歯陣(歯質)が極端に少ない場合、土台ごと脱落するリスクがあります。
  • 保険診療の金属製コア(メタルコア)と比較して高度な接着テクニックが必要となります。
  • 型取りをする場合は、治療の流れと回数が少し異なります。
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