矯正歯科治療に伴うリスクや副作用について
矯正歯科治療に伴うリスクや副作用について
- 矯正装置装着後および来院毎にワイヤー調整・交換した時、歯に力が加わり2~10日程度歯に違和感、痛みがでることがあります。
- ほっぺた、唇、舌などに口内炎や傷ができることがあります。
- 歯磨きを徹底して頂かないと矯正装置の周りの汚れのために虫歯や歯肉炎、歯周病等になることがあります。お手入れの仕方についてご説明いたします。
- 歯に装着した矯正装置は、硬いものを食べたりすると、外れたり壊れたりすることがあります。
- 歯の移動中に不可逆的に歯の根が短くなってしまうことがあります。
- 歯の動きに伴い歯肉が下がったり、歯と歯の間に三角形の隙間(ブラックトライアングル)ができたりすることがあります。
- 歯は矯正治療後、元の一に戻ろうとするため、装置を外したあと、多少の後戻りが生じることがあります。
- 稀に顎の骨と歯が癒着(くっついている)していることがあり、歯の移動が困難なことがあります。
- 治療開始後の予想の難しい成長発達が起きた場合や歯の動き方などの理由により、当初の治療計画や治療期間の変更が必要な場合があります。
- 患者様および保護者の方の協力度(来院、歯磨き、ゴムの使用等)が治療期間や治療結果に大きく影響します。
- 金属アレルギー・ワイヤー等の使用する金属によっては、アレルギー症状がでることがあります。
- 歯の移動中に歯の神経が過敏になり、冷たいものや熱いものがしみたり、歯の神経がダメージを受け、歯が変色したり痛みが出たりすることがあります。場合によっては歯の神経の治療が必要な場合があります。
- 矯正治療終了後、詰め物や被せてある冠をやり直す必要が生じる場合があります。
- 口を開閉し難い、顎の関節の音がする、顎の関節が痛むなど、何らかの症状が出ることがあります。
- 予想の難しい顎の成長発達が起きた場合や治療中のご協力が得られない場合には、矯正治療だけでなく外科手術が必要になる場合があります。
- 歯の裏側に装置がつく場合、話しにくくなることがあります。
- 処置料は材料費の高騰等により変動する可能性があります。
- 診療の過程で得られた医療情報を教育・研究のために使用することがあります。その場合、個人が特定できないよう匿名化します。なお、この同意はいつでも撤回することができます。