講義紹介
自己探求学Ⅰ~Ⅲ Stage5を利用して更なるステップアップが可能に
StageVはI~Ⅳで学んだ内容を振り返り、知識を定着させるための授業を行う期間です。
2024年度からは、成績が優秀で学習態度も優れた学生のために、Stage Vを柔軟に活用した「自己探求学Ⅰ~Ⅲ(1~3年生)」が開講されます。自分に合った方法でさまざまな価値観の人たちと交流し、新たな気づきと自己成長の機会を得ることができます。
ボランティア活動、研究、インターンシップ、国内外短期留学での研鑽・体験等を通じたアクティブラーニングを自分で選んで実践することにより単位が認定されます。
【選択例】
(1)ボランティア活動を経験
文部科学省が推奨しているボランティア活動による単位認定制度を導入し支援します。活動先については、大学の推奨する箇所または自身での開拓も可能とします。
[ボランティア活動例]
・地域の交流・活性化やまちづくりのボランティア/被災者支援のボランティア/医療支援のボランティア
(2)研究者の道を経験
本学大学院での研究に興味がある、卒後の研究活動や技術の習得を今から始めたい、という学生を対象とします。また歯科学生自ら研究を行い、研究発表を行うことにより、歯科医学を科学的な目でとらえることのできる貴重な研究発表の場であるスチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラム(SCRP)への参加を支援します。
(3)インターンシップを経験
大学の臨床実習では経験できない臨床の現場を体験することが可能です。外部の診療所などでの職業体験を通じて、仕事内容を理解することでスキルやモチベーションアップが期待できます。
(4)国内外短期留学を経験
本学で実施している短期留学制度(香港など)を利用します。また自身で開拓した留学先も選択可能なので、アメリカ・イギリス・オーストラリアなど英語圏なども含めて検討可能です。
歯学のためのリベラルアーツ
1年次の「歯学のためのリベラルアーツ」では、リベラルアーツを高校までの「教え込まれる」教育ではなく、「自由な人間が自ら身につけ学ぶ教養」として位置づけ、自らの視野を広げ、これまでに身に着けた社会的・職業的自立に必要な知識や態度を伸長・深化させることを目指します。人生を彩り豊かにする「よりよい選択」をするための気づきを得ることを目的に現代を生き抜くための教養、医療福祉から学ぶ横須賀・三浦の地域社会、歯科医療経営学、歯科医師のキャリアデザインについて学びます。
そのほかのリベラルアーツには、医療人として必要な問題解決能力を少人数のグループで修得するPBL演習、歯科医師・歯科医学研究者として必須の数理的思考、表現および科学的思考法およびデータサイエンスとAIの基礎を修得する「数理・データサイエンス・AI」、チーム医療等を学ぶ「臨床医科歯科概論」と本学ならではの科目を学びます。
コミュニケーション概論(必修科目)
異文化コミュニケーション及び心理学を学ぶことを通して歯科医師として患者の気持ちに答えられる心温かい医療人になることを目標とします。集団の中でどのように行動するのか、医療に求められるコミュニケーションとはどのようなものか、さらには言語や文化が異なる相手とどのように理解し合うのかについて学びます。グループワークを通じて理解を深め、相互の違いを認め合うことを養います。
中国語入門・韓国語入門(自由科目) × 歯学のための日本語Ⅰ
自由科目の「中国語入門」「韓国語入門」では留学生用の授業「歯学のための日本語I」を受講する留学生と交流することでさらなる語学力向上が可能です。
受講者からは「中国の方と中国語で一言でもお話できると本当にうれしいです。」「この間と違う留学生の方と交流ができたので良かったです。」と好評です。