6年間の学び
歯科医師になるための基本的な学修体系を大きく3本の柱に統合し、医療人としての知識、技能、態度を身につけます。
各コースは密接に連携し、科目(モジュール)ごとに設定された到達目標に向けて順次学んでいくことで卒業目標を達成。歯科医師として必要な能力を担保することができます。

ステージごとの学修の流れ
-
神歯大固有科目系
-
社会と歯科医療系
-
歯科咬合医療系
-
生命科学口腔病態系
1年生 歯科医学に必要な基礎を学ぶ
Stage Ⅰ | Stage Ⅱ | Stage Ⅲ | Stage Ⅳ | Stage Ⅴ | |
主な科目 |
臨床医科歯科概論 基礎生物学 生命倫理学 |
災害歯科医学 歯学のための化学 法学 |
医療経営学 生化学Ⅰ 形態学概論 |
キャリアデザイン 生化学Ⅰ 生理学Ⅰ |
総合歯科学Ⅰ(1年振り返り) |
---|
総合試験
2年生 歯科医学の基礎知識を学ぶ
Stage Ⅰ | Stage Ⅱ | Stage Ⅲ | Stage Ⅳ | Stage Ⅴ | |
主な科目 |
人体の構造と機能Ⅰ(細胞と組織) 歯の形態 コミュニケーション入門 |
人体の構造と機能Ⅲ(内臓系) 咬合回復に必要な形態 健康と環境保健 |
人体の構造実習Ⅰ 咬合回復に必要な機能 歯と歯周組織の常態 |
病因・病態と生体の回復促進Ⅰ(感染と免疫) 人体の構造実習Ⅱ(顎顔面) 生体材料 |
病因・病態と生体の回復促進Ⅱ(病因と病態) 放射線の基礎 予防と地域歯科保健 |
---|
総合試験
3年生 歯科医学の基礎知識を学ぶ
Stage Ⅰ | Stage Ⅱ | Stage Ⅲ | Stage Ⅳ | Stage Ⅴ | |
主な科目 |
歯と歯周組織の検査 病因・病態と生体の回復促進Ⅳ(唾液腺) |
歯周病 齲蝕歯髄疾患Ⅰ(修復) 全身と口腔(総合医学)Ⅰ |
齲蝕歯髄疾患Ⅱ(歯内) 齲蝕歯髄疾患Ⅲ(Cr) 全身と口腔(総合医学)Ⅱ |
全身と口腔(総合医学)Ⅲ 歯科疾患の予防と管理 咬合回復Ⅳ(インプラント学) |
咬合回復Ⅱ(全部床義歯) 社会と歯科医療・福祉 口腔・顎顔面領域の疾患Ⅰ |
---|
総合試験
4年生 歯科医学の実践的知識を学ぶ
Stage Ⅰ | Stage Ⅱ | Stage Ⅲ | Stage Ⅳ | Stage Ⅴ | |
主な科目 |
口腔・顎顔面領域の疾患Ⅱ 口腔・顎顔面領域の疾患Ⅲ 咬合回復Ⅲ(部分床義歯) |
口腔・顎顔面領域の疾患Ⅳ 全身管理と麻酔 障害者の歯科治療 |
成長発育と小児の歯科治療 高齢者の歯科治療 法医学 |
総合歯科学 | 総合歯科学 |
---|
共用試験(CBT・OSCE)
臨床実習実施前に学生の知識と技能・態度を評価する全国歯科大学の統一試験です。
知識を評価するコンピュータによる試験(Computer Based Testing : CBT)と、技能・態度を評価する試験(Objective Structured Clinical Examination : OSCE)で構成されています。
5年生 医療現場で求められるスキルを磨く
6年生 歯科医療の基礎から臨床まで総合的に学ぶ
最終(卒業)試験
【卒業認定】
卒業認定には本試験と2回の最終(卒業)試験があり、それぞれ合格すると卒業となり歯科医師国家試験受験資格を得ることができます。
卒業
歯科医師国家試験
臨床研修歯科技師
歯科医師
大学院
研究者
充実の臨床実習環境
各コースは密接に連携し、科目(モジュール)ごとに設定された到達目標に向けて順次学んでいくことで卒業目標を達成。歯科医師として必要な能力を担保することができます。
臨床実習Ⅰ(5年生)
臨床実習は、今までの講義および実習で得た知識、技術を活かして患者様を相手に歯科医療サービスを実際に提供する臨床参加型の実習です。最初に準備実習にて各診療科の実習方法や流れを習得する「ポリクリ実習」を経験した後、実際の医療現場で本格的な実習を行います。
【診療科一覧】歯科口腔外科/小児歯科/矯正科/総合歯科(初診急患)/放射線科/障害者歯科/麻酔科/薬剤科/臨床検査科/病理診断科/横浜研修センター/学外実習

臨床実習Ⅱ(6年生)
6年生の「臨床実習Ⅱ」では、6年間で学んだ歯科医学に関する知識の整理と集大成をする講義を実施しています。
各専門分野から選ばれた担当教員は、過去の国家試験問題を分析し、必要な項目について効率よく指導します。
5年生の3月からスタートし、必修基礎養成期、必修臨床養成期、総論養成期など各クールごとに到達試験を設け勉強の完成度を把握。週末試験などで自学自習スキルも高め国家試験に必要な知識の定着を確実なものにします。最高のモチベーションで国家試験を受験できるようにします。
