館長 鹿島 勇

鹿島館長挨拶


本学は、1910年(明治43年)東京神田猿楽町を建学の地とする東京女子歯科医学講習所に始まり、その建学の精神を今日まで継承している100年以上の歴史を有した歯科医学教育機関です。


この館は、多くの方々に本学の歴史を知って頂くとともに、教職員学生一同が、先人の志を師として本学を更に発展させるよう努力を続け、次の世代から尊敬の念をもって語られる歴史を築いていく礎となる事を目的に開設しました。


館は、歴史資料室と人体標本室から構成されており、100年の刻の重さと人体の神秘を通して深い感動を受けることによって、明日への生きる意欲・活力を起こさせる場となる事を願っております。


神奈川歯科大学

館長 鹿島 勇





名誉教授 横地千仭

横地名誉教授挨拶


私が本校に着任したのは昭和41年、未だ学部の学生は居らず、在るのは解剖台と遺体用の保存水槽があるだけ、肝心の遺体は全く無く、初めの数年間は専ら遺体の収集に全精力を集中しました。 以来、昭和61年に定年退職する迄、約20年は解剖図譜の作成と併行して標本展示室の整備に努力、その結果、看護師さんやその他パラメディカル関係の人々が見学に見えるようになりました。


この様な見学用の標本展示施設は他にはあまりない様です(因みに横浜市大医学の標本室は私が作ったものです)。 もし、本学の標本室が医療の周辺を支える人々の教育に多少なりとも役に立ったならば私としては本望ですし、また本学の名を広めるに役立つならばうれしいと思います。


なお、私の退職後20数年間、この標本室の維持・管理に努力された高橋常男教授の努力が無ければ、今頃は消滅していたかもしれません。同教授の尽力に厚く感謝する次第です。


神奈川歯科大学

名誉教授 横地千仭