歯科医師の将来性

⻭科医師の⽬指す未来

「食べる」「話す」「笑う」といった日常生活の基本的な機能を人生の最後まで全うし、
笑顔のあふれる真の健康長寿社会を目指す。
それを実現するための、さまざまな歯科医師の仕事についてご紹介します。

口腔外科医の仕事

どんな仕事?

口腔外科では命に直結する病気や噛む、飲み込むといった人間の営みに大きく影響する治療を行います。
心臓や肺、肝臓、腎臓などに病気を抱えている患者さんでは、手術中や術後に全身状態が悪化することがあるので、口の中や顎だけでなく、全身に対する知識も必要とされます。

主な仕事

  • 舌や歯肉などに生じるがんの治療
  • 受け口や出っ歯などの顎の変形の治療
  • 唇や上顎が生まれつき割れている病の治療
  • 交通事故やスポーツで受傷した顎の骨折や顔面皮膚の傷の治療
  • 口に関連のある細菌やウイルスによるひどい感染症の治療

歯科放射線科医の仕事

どんな仕事?

歯科医師が治療の対象とする歯や顎の内部は肉眼では見えないので、エックス線や磁気、超音波を使った検査機器で病気を写し出します。歯科放射線科医はその検査と診断を専門とする歯科医師です。

主な仕事

  • エックス線や磁気、超音波を使った検査機器で病気を写し出す
  • 主に歯と顎・顔面部の診断をする
  • 歯や顎のエックス線検査、頸部の超音波検査を歯科医師本人が実施

歯科麻酔科医の仕事

どんな仕事?

口の中の病気の外科手術の麻酔から様々な不調の治療まで、
健康を取り戻すお手伝いをするのが歯科麻酔科医の仕事です。

主な仕事

  • 口腔外科手術が安全に行われるよう、全身麻酔をかけて血圧や脈拍等に注意しながら全身を管理する
  • 歯科治療に恐怖感が強く治療が困難な患者さん等にリラックスできる薬を施す
  • 口の中の痛み、顔面の神経痛やしびれに悩む患者さんに対して、薬や注射によって治療

全身管理高齢者歯科医の仕事

どんな仕事?

生きるために必要な食事は高齢者にとって日常の大きな楽しみとなっています。好きなものをおいしく食べたい、そのような患者さんの思いに寄り添い、最後までお口から食べることの支援を歯科診療を通じて行っています。

主な仕事

  • 医科主治医と医療情報の交換を密に図り、高齢の患者さんの病気について理解した上で、適切な管理法のもと歯科診療を行う。
  • 患者さんの自宅や入居されている施設、入院されている病院に出向き歯科治療を行う訪問診療
  • 食事の取り方や飲み込みの訓練を指導する摂食嚥下リハビリテーション

⻭科医師を目指す方へ

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