Q1現在、どのようなことを学んでいますか?
4年次までは座学が中心でしたが、5年次になってからは臨床実習で実際の医療現場に入り、病院で患者さんの口の中を診ることが大半です。先生と患者さんのやりとりを聞き、私が座学で学んできたことを先生が行っているのを目の当たりにして、私自身もできるようになりたいという気持ちが強くなっています。
臨床実習では、治療の様子を見ながら唾液を吸引するバキュームを持ったり、薬剤を用意したりといったことをしています。実際に診ることで、どういう順番で治療を行うのかなど、座学で学んだことを確かめられる時間にもなっています。また、人の口の中は一人ひとり違っているので、たくさんの患者さんの歯を見られることはとても貴重な経験になっています。
これまでは病院や歯科医院で働く自分の姿がぼんやりとしたものでしたが、臨床実習に参加するうちに、少しずつはっきりしてきたように感じています。