Q1神奈川歯科大学に入学した理由を教えてください
子どもの頃から歯科医師の父に歯を治療してもらっていたこともあり、ずっと医療に携わることに関心がありました。神奈川歯科大学に進学したのは、父の母校であることに加えて、大きな理由の1つがカリキュラムに5Stage制を取り入れていることでした。
私が通っていた高校も5Stage制を取り入れていたのですが、自分の勉強方法にあっていて、大学でもこの制度で学びたいと思い、神奈川歯科大学に入学しました。
子どもの頃から歯科医師の父に歯を治療してもらっていたこともあり、ずっと医療に携わることに関心がありました。神奈川歯科大学に進学したのは、父の母校であることに加えて、大きな理由の1つがカリキュラムに5Stage制を取り入れていることでした。
私が通っていた高校も5Stage制を取り入れていたのですが、自分の勉強方法にあっていて、大学でもこの制度で学びたいと思い、神奈川歯科大学に入学しました。
神奈川歯科大学の5Stage制は、約7週間を1ステージとして1年間を5つのステージ(学期)に分けて学んでいくカリキュラムです。ひとつの学期が短い分、2学期制や3学期制に比べると各学期内の科目が少なく、集中的に学べるのが特徴です。各ステージでの試験に加えて、年度末には2年間の総復習となる試験もあるため大変ですが、短いタームを繰り返すことで着実にステップアップでき、知識を身につけやすいプログラムだと思います。
とくに歯学を専門的に学ぶ歯科大学の環境では、異なる科目であっても「歯」という共通項があるので、科目間の知識の結び付けがしやすく、限られた範囲を集中的に学んでいく5Stage制との相性はとても良いと感じています。
1年次は化学や生物など高校の延長線上にある科目もあり、歯学の入り口ですが、2年次から本格的に専門知識を学ぶことになります。3年次では実際の治療に必要な知識や技術を学ぶ授業が増え、臨床系の科目や実習が多くなります。
実習は6人程度のグループで行い、1グループに最低1人、多いときは3人の先生がついて丁寧に教えてくださるので、とても質のいい授業が受けられていると感じますね。コロナ禍の現在、授業はオンラインと登校を選べるハイブリッド型で、歯科大学にはアルバイトをしながら通っている方もいますから、オンラインという選択肢があるのはメリットが大きいと思います。
とくに印象に残っている授業は、2年次で受講した「歯の形態」という科目です。前歯を「1番」と呼ぶなど歯科医師の専門用語を学んだり、歯の模型を見ながら、ワックス棒から彫刻刀のようなものを使って歯の形を作ってみるなど、歯学部に入った実感がわき、難しくも楽しい授業でした。
神奈川歯科大学ではすべての講義が録画されているので、分からなかった箇所や聞き逃した箇所は繰り返し視聴して、復習しています。このシステムは試験前はもちろん、ふだんの勉強にも欠かせないですね。
1年次には、化学の先生が授業とは別に課題を用意してくださったことがありました。授業後、化学が苦手な友だちと集まって課題を解いては先生に見ていただき、そのおかげで不得意科目をフォローできました。ほかにも、オレンジルーム(学生相談室)や学修支援室といったサポート体制も充実しているので、とても心強いです。
4年次からは臨床実習に向けてカリキュラムがより高度なものになりますし、OSCE・CBTという共用試験が控えています。勉強は大変ですが、神奈川歯科大学には同じ志を持っている人が集まっているので、励ましあいながら、充実した毎日を過ごせています。
将来は神奈川歯科大学での6年間の学びや、研修歯科医になってからの経験も踏まえて、自分の得意分野を見極めながら将来の進路を考えていきたいと思っています。